Interview
代表者インタビュー
素直で、誠実に。
ベンチャーとして業界を変える。
竹本 泰志 YASUSHI TAKEMOTO
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に(株)クオーレを設立。不用品回収業としてスタートし、遺品整理を中心に手掛けるように。現在は愛知の他、神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡にも支店や支社を構え、精力的に事業を拡大している。
Capter 1
トラック1台で始まったクオーレ
– 竹本社長は愛知県常滑市のお生まれということですが、
どのような幼少期を送られてきたのでしょうか?
幼少期の頃から、友達が自然と集まってくるというか、友達の輪の中心になることが多かったと思います。 とはいえ、場を仕切って「はい、じゃあこれやるよ」みたいなリーダーのような性格ではなく、人が気づいたらいるといった感じでしょうか。僕がやることとかを共感してくれる仲間にいつも恵まれていたなと思います。
また、この人はこれは好きだけど、これは嫌いとか「こういうのやりたいんじゃない?」みたいなことが、見える・気づけるという点も自分の強みだなと当時から思っていました。初期から一緒に働いているメンバーは 5~6 人いますが、実は未だに一人も辞めていないんですよ。今でもついて来てくれる、僕と一緒にやりたいと思ってくれている仲間には本当に感謝しかありません。
– クオーレの設立には、どのような経緯があったのでしょうか?
自分が社会人になった頃からの話になりますが、実は 16 歳から働き始めているんです。当時は色々な仕事をしてきましたね。その中で、当時中古車屋で働いていた時期がありまして、その時にいろいろな社長さんのお話を聞く機会があり「あ、自分もあっち側に行きたいな」という気持ちが、まず起業を志した動機にかなり関係していますね。
その後も自営業で飲食店をしてみたりと色々な仕事を経験していき、ある時に不用品回収を仲間内でやってみようということになりまして、当時本当になけなしの 10 万円で廃車寸前の軽トラック買って始めました。ただ、初めは人がやっている不良品回収を手伝うアルバイトのような形で皆んなで日銭を稼ぐような感じでした。
そこから仲間と会社にしようとなりまして、クオーレが設立されました。当時は皆んなで住み込みで朝から晩まで仕事をやるっていう感じでした。それでも「絶対成功してやるぞ」という想いは皆んな本当に強くて、毎日どうやって成功するかっていうことばかり話していましたね。その時の彼らも、今では全国各地で役職者だったりと今でも働いてくれています。
Capter 2
“ライフサポートベンチャー” として
業界イメージ、働くイメージを
チェンジしていく
– 生前整理、遺品整理、不動産事業、買取事業、他にも多岐に渡る事業を展開されていますが、
クオーレの事業をまとめる軸についてお伺いしてもよろしいですか?
まず、クオーレの初期段階では不用品整理・遺品整理が中心事業でした。遺品整理で僕たちがお客様に親身になり、親密になっていく中で、お客様にはたくさんの悩みがあるんだなと、ずっと感じていました。ただ、改善した方が良いことはたくさん抱えているけど、費用やめんどくささで、そのままにされている方が多いんです。
それらのお悩みをクオーレで全て解決できないかと。Web 上では窓口になるようなサービスはたくさんあるのですが、実業で一貫して高品質なサービスを提供してくれる、そこに頼めば全部やってくれるような会社はないんです。
クオーレでは、それら生活のお困り事を全て依頼でき、安心がしっかりと担保されているサービスを作りたいという気持ちが社員全員にあり、この業界のベンチャーになりたいという想いも込めて「ライフサポートベンチャー」という言葉を掲げました。生活の問題を、より良くしていくベンチャーとして、それを実業でやりたいというのが、僕たちのポイントですね。
– ライフサポートベンチャー、良い言葉ですね。
やはり業界を変えていきたいという想いもあるのでしょうか?
そうですね、僕らのこの業界はちょっと汚いイメージに取られてしまうことが多いんです。 若くて清潔感があって、接客も丁寧でっていう、いわゆるプロのサービス業っていうようには思われていないんですね。それを僕たちは脱却して、もっとクリーンなサービス業にしたいんです。
もちろん遺品整理なので、そのように取られるのも分かるんです。ただ、もっとサービス業として身近なサービスにしたいという気持ちがあって、もっとクリーンなイメージにしたいんです。全てがちゃんとサービスになっているという。例えば、当たり前のように毎シーズン、クオーレが家に来て夏はエアコンの掃除しにいき、冬は大掃除で呼ばれてみたいな。
家に関することを、もっと気軽にクオーレのスタッフが改善をしに行くということをサービスにしたいんです。
– クリーンな業界にしていく中で、
クオーレの今後の事業の展開・展望などお伺いしてもよろしいですか?
会社の事業展開としては、今後リユース事業 ( 買取事業 ) にかなり力を入れていきたいと考えています。また不動産事業も、現在二番目に大きい事業ですのでさらに拡大していきたいですね。ハウスクリーニング事業、リフォーム・リノベーション事業、これらはどこに頼んでいいかよく分からないとの声も多いので力を入れていきたいです。
展望としては 100 億円のグループにするというのは、今後 5 年ぐらいで行こうっていう目標で進んでいます。その上で上場も目標にしていますね。
また、会社全体の目標は先程お話しした「ライフサポートベンチャー」というところが強いのですが、社員一人ひとりに持って欲しいのは「ホームドクター」としての気概です。お客様の専属のホームドクターというか、何かあったら診断できる立ち位置ですかね。お客様はどうしたら良いか分からないじゃないですか。お客様の何気ない相談に対応できるような立ち位置になりたいなと。
Capter 3
ひたすら素直に、誠実に。
お客様の心のケアを心がける。
– クオーレの理念では「人を大切に」と掲げていらっしゃいますが、
こちらの理念についてお伺いできますか?
実はちょうど今、理念はブラッシュアップしている最中なんです。今年には社員で合宿を開いて改めて理念を見つめ直そうと。まだ候補は何個かあって、一言の「心の整理とライフプロデュース」のような、そういった「心の整理と遺品の整理」でお客様の心のケアをしつつ、次の生活のプロデュースをするということをクオーレの持ち味にしようと思っているんですが、まだ言語化ができてないところなんです。
今ある仕事には、ロボットとかテクノロジー系で解決できるものと解決できないものがあるじゃないですか、もちろんテクノロジーで解決できることもありますが、やっぱり人が本当に求めているものは「人の温かみ」なんじゃないかと思います。僕たちが取り組んでいることは、そういった人の温かみを大事に、お客様の心のケアまでもできればと考えています。そこってベンチャー企業は自ら行かないじゃないですか、僕たちは、あえてそこをやりたいんですよね。テクノロジーで解決できない心の部分を。
– 会社の理念を社員で考えるというのは、
一緒に会社を創れる場面に携われる素晴らしい機会になりますね。
そうです、クオーレはまだまだ皆んなで創っていく段階なんです。また理念を皆んなでブラッシュアップすることによって社内教育にもなるんじゃないかと。そこで会社の情報とか全部分かるじゃないですか。そういうことを会社は考えているんだって、すごい奥底まで分かるので。
– 理念を皆んなで考えていくということは、竹本さん自身が
社員から本当に信用されていると思うのですが、社員に共通している面などありますか?
「素直で誠実な人が多い」と思います。僕もそれを一番大事にしているので。僕、小ずるい人が嫌いなんですよね、ピュアな人が好きで。そういう素直で誠実な人たちが会社の上の人たちも含めて、顔になっているって気がしますね。あとは人思いな社員が多いです。自分良ければよしみたいなところが本当にないかなって。お客様にも仕事以外でお土産持って行ったり、子供会わせたり。なのでこれからもクオーレには素直で誠実な人たちに集まって欲しいですね。
– 社員から竹本さんはどのように見られていると思いますか?
僕自身、ずっと上を向いているというか、向上心を常に持っているので、皆んなからすると「この会社はずっとこのまま成長していくだろうから、この船に乗っていた方が面白い、もしこの船を降りてしまったら後悔するかも」みたいな、そういった思いがあるんじゃないかなって、勝手に思ってます(笑)
– 最後にこれからクオーレには
どんな方に入って欲しいですか?
やはり素直で誠実な方に入っていただきたいですね。優秀な人ばかりを集めたいというよりかは、そうじゃなくて真面目、誠実で。お客様にとってこんな人に来てもらいたい、という人です。思いやりが合って、すごい優しくて、みたいな方を必要としてます。
あとは向上心もある方だとクオーレには向いているかもしれませんね。クオーレ自体もまだまだこれから進んで行こうとしているところなので、現状維持を好む人ですと結構しんどくなってしまうところがあるんじゃないかなと思います。クオーレでは色々な事にチャレンジできて、なにかと変化が多いので。そういった環境を楽しめる人というか、新しい仕事をして新しいキャリアを積んでいける、新しい知識、新しい経験がどんどんできることを楽しめる人が向いているとは思います。僕自身今の時代的にも、そういう人になった方が良いっていう思いもあります。
philosophy
企業理念
人を大切に
私達クオーレが1番においている事は人です。
お客様はもちろんの事、スタッフ、業者様、家族。 全ての方へ感謝の気持ちを持ち、いつまでも謙虚な姿勢を忘れずに社会に貢献していきたいと思っております。
人、夢、貢献、という 3 つの言葉を会社の理念とし、若いからこそできる事を考え、行動し、成し遂げる。 整理業という仕事を通じて、お客様と一生のお付き合いができる。この素晴らしい仕事に誇りを持ち、お客様に心から信頼していただける、 そんな企業であり続けたいと思っています。
株式会社クオーレ
代表取締役
history
クオーレの歩み
2011年
3月11日 株式会社クオーレ設立
5名の仲間で集まり、10万円のボロボロの軽トラック一台でスタートする。4月には名古屋支店がオープン。不用品買取、片付け業としてスタート。
この頃は月商 100万円そこそこで、皆の生活を守る事でやっとの時期。
2012年
8月 横浜港北支店オープン
関東に土地勘も何も無い中、より大きなマーケットで仕事がしたいという想いで進出。
知り合いの紹介で少しずつスタッフを増やし、少人数で皆一丸となってがむしゃらにやっていた。
2013年
9月 千葉柏支店オープン
横浜支店の勢いもあり、順調にエリアを拡大。この頃スタッフは名古屋から横浜、千葉と駆け回ってくれて本当に感謝。遺品整理も世の中で認知され始めて需要も伸び始めていた時期。
別で、社内事業部で廃材を使った家具事業を立ち上げ ( 後の株式会社デイスタック )
2014年
11月 千葉柏支店から埼玉岩槻支店へ移転
総社員数 30名を超える。
役職者も増えて少しずつ組織らしくなっていく。
2015年
4月10日 株式会社デイスタック 設立
クオーレグループとして初の子会社が誕生。
家具製作、店舗デザイン施工事業をスタートする。
この頃から整理業以外のニーズを自社でやりたいというビジョンを掲げ、一つ一つ事業化していく事を決意。
グループ年商 5億円突破する。
2016 年
4月21日 株式会社クオーレ不動産 設立
5月 千葉美浜区支店オープン
兼ねてからお客様からのご相談が多かった不動産の取り扱いを自社で開始する。
設立後から多くの依頼があり、経験も無い中一件一件必死に対応し、とても濃い経験を積んだ時期。数字としても初年度としては順調なスタートを切る。
5月には千葉美浜区支店がオープン。総社員数 50 人突破する。
2017年
4月 静岡支店オープン
8月 東京支社設立
この頃に社員も急速に増員した事もあり、組織に課題を抱えるようになり、独学での組織運営に限界を感じる。
組織運営について様々な知識を取り入れ、皆で実践をして一つ一つ学ぶ。
2019年
9月 ピタットハウス中山店オープン
不動産のご相談も幅広くなってきた中で、我々だけで解決できない事も増えてきてたためピタットハウスに加盟し知識や各地のネットワークを使いお客様に還元できる体制を作る。
2020年
2月 栃木支店オープン
グループ年商予測 13億円突破する。
人事評価制度の試運転スタート。
総社員数 70 名(2020年 2月 5日現在)
Company
会社概要
会社情報 | |
会社名 | 株式会社クオーレ |
設立 | 平成23年3月11日 |
代表 | 竹本泰志 |
資本金 | 5,000万円 |
TEL | 0120-923-225 |
FAX | 0562-57-4801 |
所在地 | |
愛知本社 | 愛知県大府市柊山町8-53-2 |
東京本社 | 東京都品川区東品川1-2-5 RIVERSIDE品川港南ビル5F |
名古屋支店 | 名古屋市南区宝生町3-37 |
横浜支店 | 神奈川県横浜市緑区霧が丘2-12-11 |
埼玉支店 | 埼玉県さいたま市岩槻区古ヶ場1-1-10-2F |
千葉支店 | 千葉県千葉市美浜区新港141-2 |
栃木支店 | 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台135 |
静岡支店 | 静岡県静岡市駿河区敷地1-2-40 |
岐阜支店 | 岐阜県岐阜市鷺山北町3-3 |
西東京支店 | 東京都立川市砂川町8-60-16 |
平塚支店 | 神奈川県平塚市田村4-7-1 |
リユース関東支店 | 東京都大田区大森北1-15-14-3F |
リユース東海支店 | 愛知県大府市柊山町8-53-3 |
ロジスティクスセンター | 神奈川県平塚市田村4-7-1 |
クオーレ不動産 | 愛知県大府市柊山町8-53-2 |
デイスタック | 愛知県名古屋市昭和区福江1-7-2-3F |
Entry
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